ノイキャン?アンビエント?困ったらコレ!ソニーのノイズキャンセリング搭載イヤホン

皆さんこんにちは。森川デンキのナオヤです。
今回は、完全ワイヤレスイヤホンには欠かせないノイズキャンセリング、アンビエントサウンドについてお話ししたいと思います。
ソニーにもノイズキャンセリング搭載の機種がいくつかありますが、その特徴も主観ながらご紹介します。

・音質も静寂も最高峰! WF-1000XM4
・外音もノイキャンも両方欲しい! Link Buds S
・コスパ重視のノイキャンイヤホン WF-C700N

アクティブノイズキャンセリング

みなさんはノイズキャンセリングと言われると何の事で、どんな効果を与えてくれると思いますか?
多くの方は、外の音を消してくれる機能を想像するかと思います。


考え方は間違いではありませんが、外音全てを消してくれるわけではありません。(メーカー、機種によって異なりますが…)

基本的には、名称通りノイズ、雑音を、そのノイズと逆位相の周波数を出す事でノイズを打ち消す効果になります。

特に、電車や車のロードノイズ、エアコンやPCのファンの音など、持続的に発生するノイズに効果的です。

この持続的に発生するノイズが消えることで、今やワイヤレスでも楽しめるハイレゾや音場の空気感などを細部まで楽しむことが出来ます。

但し、逆位相の周波数を発生させているので耳に圧迫感を感じてしまいます。

機種にもよりますが、殆どのモデルは音楽を聴いているときはあまり感じにくいかとは思います。

この機械的にノイズを除去するアクティブノイズキャンセリングと言います。

パッシブノイズキャンセリング

もう一つは物理的にノイズを除去するパッシブノイズキャンセリングです。

と言ってもピンとくる方は少ないかと思います。物理的にノイズを除去する、つまり遮音です。

アクティブノイズキャンセリングがあっても、この遮音がしっかりできていないと効果は下がってしまいます。

遮音をしっかりするにはイヤーピースの選定が最も単純です。

イヤーピースの種類も無数にあり、どれを選べばいいか迷うかと思いますが、一番は新品のイヤーピースにする事が良いです。

イヤーピースは消耗品で劣化するので、同じものでも新品の方が効果は上がるので遮音がより良くなります。

アンビエントサウンド(外音取り込み)

メーカーによっては呼び方が変わりますが、基本的な機能は、外の音を取り込んでイヤホンをしていても周りの音が聞超えやすくしてくれる機能です。

ノイズキャンセリングで利用しているマイクを使用して、外音を除去するのではなくそのまま流してくれます。

このおかげでイヤホンを外すことなく会話ができたり、外の音を確認することが出来ます。

音楽を聴きながら歩いたりすると周りの注意が散漫になってしまいますので、外音取り込みで危機察知がしやすくなります。

ソニーのノイズキャンセリングモデル

音質も静寂も最高峰! WF-1000XM4

ソニーを代表する最高峰のワイヤレスイヤホンです。

LDAC、DSEE Extremeと高音質、補正が豊富で、ソニー特有の低音と高音を強調する音作りで、繊細かつパワーもあります。

その高音質をさらに、プロセッサーV1により業界最高峰のノイズキャンセリングで最高音質、最高空間へと誘ってくれます。

そして、付属されるノイズアイソレーションイヤーピースで固定、遮音もしっかりされます。

ノイズキャンセリング、高音質で求めるならイチ押しなモデルです。

外音もノイキャンも両方欲しい! Link Buds S

外音取り込み機能、ノイズキャンセリングの二刀流ができるイヤホンです。

WF-1000XM4とほぼ同等な機能を持ち合わせており、外音取り込み機能に関しては高い効果が期待できます。

ノイズキャンセリングの効果は劣りますが、値段はWF-1000XM4に比べリーズナブルで本体も小型で軽量です。

カラバリも4色あるので見た目にこだわる方にもオススメです。

コスパ重視のノイキャンイヤホン WF-C700N

上記2機種含めノイズキャンセリングのモデルは高額のものが多いです。

WF-C700Nは、ハイレゾこそ再生できませんが、2万以下でソニーのノイズキャンセリングモデルは今までに中々ありませんでした。

本体も、現行モデルの中ではかなり小型で、外音取り込み機能もLink Buds Sと同等なのでエントリーモデルとは思えない程です。

中々ノイズキャンセリングモデルに手が出なかった方にオススメです。

まとめ

如何でしたでしょうか。

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は今となっては欠かせないものとなってきました。

しかし、効果や使用用途など正しい知識、方法を知らないと効果は半減してしまいます。

また、ノイズキャンセリングは音にも直結するので、音質ありきで考えるのも大事です。

この機会に是非ノイズキャンセリングについてご検討頂ければと思います。

今回はこの辺で。

また次回に。