連写番長復権!α9Ⅲ(ILCE-9M3)
連写番長復権!ということで発表されましたα9の3代目!α9Ⅲ
びっくりしました!
連写番長α9Ⅲトピックポイント
今回発表されましたα9Ⅲ、結構色々な憶測、予想が飛び交っていましたが・・・
今回のトピックは何と言っても・・・
そう!「グローバルシャッター搭載!」なんですね!
グローバルシャッター????何それ?って感じの方も多いかと思いますが・・・
かる~くご説明すると、
今までの方式
今までのシャッター方式は大きく分けて2つ
物理的に光のON、OFFをするメカシャッター。
光の取り込みを電気的に行う電子シャッターがあります。
それで今回は基本的に電子シャッターのお話なのですが、
今までの写真を取り込むイメージセンサー、
例えば2400万画素のセンサーだと
6000×4000画素あるので
横列の4000を上から順番に取り込んでいたわけです。
一番上の列を取り込んでから、
最後の一番下の列を取り込むまでに少しではありますが時差が発生します。
動きの速い被写体だと最初の列と最後の列でのいた場所が違ってしまうので、
撮影した写真にゆがみが出てしまうという「ローリングシャッター歪み」
というものが発生してしまい、本来の形と違うものが撮影されていました。
電子シャッターだけだとこういう不利な形が起きてしまうので、
物理的なメカシャッターと併用していたわけです。
ちなみに今までの連写番長α9Ⅱなどは「積層型イメージセンサー」
というものを搭載してセンサーの読み込んだ画像をすぐ近くのメモリーに保存して
できるだけ時差を減らすなどの対処をしていましたが、
それでも時差(ローリングシャッター歪み)は少し残っていました・・・
が!今回の「グローバルシャッター」は電子シャッターの仲間ですが、
1列ずつ取り込む従来の方式と違い、
画像全体を一気に取り込むので今までの時差(ローリングシャッター歪み)は無くなりました。
連写番長のグローバルシャッターの恩恵
今回の連写番長搭載の「グローバルシャッター」。
歪みが無くなっただけではなくいろいろな恩恵があります。
これ、凄すぎませんか?
フルサイズカメラで秒120コマ恐ろしすぎます・・・
今まで物理的なメカシャッターでは1/8000秒
電子シャッターでも1/32000秒だったことを考えるととんでもない進化ですね。
ポートレート撮影で明るいレンズでの絞り開放撮影で、
NDフィルターがいらなくなるかも!?
こちらはスマホなんかにも採用されている機能ですが、
SONYのミラーレスカメラではお初の機能。
シャッター半押し、AFONボタンを押している時から構えら内部での撮影は始まっている・・・
撮り漏らしも少なくなりますよね。
これも何気にすごい機能なんですけど・・・
あのα1ですら1/400秒のシャッタースピードまでしか対応できないのに・・・
※その1/400秒ですら当時は驚愕でしたけれどもww
最高速の1/80000秒でも対応できてしまうのですから、驚きです(゚д゚)!
連写番長まとめ
連写番長のお話・・・・
グローバルシャッターのお話だけで終わってしまったww
11/8、9の「αSPECIAL EVENT」にも参加してきましたので、
まだまだ色々お伝えしたいことがあるんですが・・・
ちょっと長くなってしまったので本日はここまで、
お付き合いいただきましてありがとうございました。