SONYのイヤーピース
みなさんこんにちは。
森川デンキのナオヤです。
前回はイヤーピースの違いをお話ししましたが、今回はSONYで取り扱われているイヤーピース 全3種 をご紹介したいと思います。
まず一つ目はハイブリッドイヤーピース EP-EX11 です。
ソニーストア価格 ¥503 (税込)
こちらのイヤーピースは、シリコンタイプになります。
耳に触れる外側の柔らかいシリコンと、イヤホンに取り付ける芯の部分内側の硬いシリコンの二種類を使用しているのでハイブリッドという名になっています。
EP-EX11 は吸着力が高く、耳に入れたときの密閉感は高く、音漏れも少なく良い音を体験することが出来ます。
この密閉感が無くなってきた頃が替え時ですので、その際は新しいものに交換しましょう。
ただし、この吸着良いことにより耳の中を圧迫され、個人差はありますがうまく装着できないことがあります。
ちなみに余談ですが、SONYのイヤホンには純正でハイブリッドイヤーピースがついてきますが、モデルの色に合わせたものが多いのも特徴になります。色合いは大事ですよね。
二つ目はトリプルコンフォートイヤーピース EP-TC505 です。
ソニーストア価格 ¥1518 (税込)
こちらのトリプルコンフォートはSONYのハイエンドモデルのイヤホンに付属されています。ワイヤレスイヤホンではWF-1000XM3のみ付属となっています。
トリプルコンフォートは少し特殊で、SONYが独自開発したシリコンを3種類使用したイヤーピースになります。
シリコン素材ですが使用感コンフォートタイプに近いものになります。潰すと縮み、離すと膨らみますが、その時間がウレタン素材に比べ極端に短いです。なので、潰して→入れて→膨らむのを待つという手順を踏まずに、そのまま耳に入れれば勝手に伸縮するので手間が省けます。
また、外側のシリコンには気泡のような穴が細かく開いています。これは耳に入れたときに、耳の奥に空気を押し込んで圧迫が出てしまうのを防ぐために、気泡の部分で奥に押し込まれてしまう空気を逃がす役目があります。これによりハイブリッドイヤーピースの悪いところである圧迫が出てしまうというところをカバーしています。
このように、トリプルコンフォートはシリコン素材、ウレタン素材のイヤーピースの悪いところをしっかり押さえている言わば理想のイヤーピースともとれるでしょう。
ですが、
残念なことに私担当のナオヤ、このトリプルコンフォートが使えないのです…
耳の形にトリプルコンフォートが合わないみたいですぐに外れてしまうのです。サイズも全て試しましたが、どのサイズもすぐに外れてしまいます。割と色んなイヤーピースを付けてきましたが、音がまともに聴けないのはこのイヤーピースが初めてかもしれません…
なので意外と装着者を選ぶイヤーピースなのではないかなと思います。(あくまで個人的な意見ですが…)
最後はノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1000 です。
ソニーストア価格 ¥1980 (税込)
こちらは、SONY独自開発のウレタン素材のイヤーピースになります。
以前の記事で何度か説明をしていますが、WF-1000XM4の純正イヤーピースで、ウレタン素材の特徴である潰すと縮み、離すと膨らむイヤーピースですが、伸縮の時間がトリプルコンフォート程早くはありませんが、ウレタン素材の中では早いものかと思います。早い分待つことなくそのまま耳の中に入れて装着しても問題ないイヤーピースです。
遮音、密閉性は抜群でノイズキャンセリングの効果を最大限に生かしかつ高音質を体験できます。
但し、ウレタン素材が故短命ですのでお手入れの際はご注意ください。本当にすぐにボロボロになってしまいます。
そして何より高いです。
先に挙げた二つのイヤーピースは4個入りでしたが、このノイズアイソレーションは2個入りとなっております。
2個入りで約2000円です…
イヤーピース1個でラーメン食べれちゃいますよ…
それだけイイものなので、ご検討の際は使用、用途には充分ご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
SONYから出ているイヤーピースは3種類だけですが、それぞれ個性、特長がありますのでイヤーピース選びのご参考になれば幸いです。
今回は以上になります。
ご視聴ありがとうございました。