WALKMAN フラッグシップ
みなさんこんにちは。
森川デンキのナオヤです。
前回、WALKMANにはいくつか種類があるというお話をしましたが、今回は限定的に、フラッグシップモデルのNW-WM1シリーズについてお話していきたいと思います。
まず初めにこちらのNWーWM1シリーズですが、発売から5年以上フラッグシップモデルとして現行で販売されておりましたが、この度NW-WM1Aに引き続きNWーWM1Zが販売終了となりました。
5年以上代を変えることなく販売され続けられることはかなりすごいことだと思います。それ以上グレードアップする必要が無いということですからね。
そんな完成されたWALKMAN、NW-WM1Zについてザックリではありますがご紹介していきたいと思います。
まず最初にインパクトがあるのは外見ですよね。
こちらWALKMANの中でもかなりの大きさと重量を持ち合わせております。持ち運べるのが利点のWALKMANの概念を覆しております…
ですがこの大きさと重さが良い音作り出しているんです。
筐体に金メッキ処理を施した無酸素銅ブロックを使用しておりますが、驚くべきなのはこの無酸素銅ブロック、元々約1.8kgあるものを削り出して完成品になる時には約460gにまでなってしまうのです。1㎏以上も削り出しをすることによって透き通った良い音を作り出せるのです。
また、基板にも配慮がされており、音楽を鳴らすためのオーディオブロックと制御等を行うデジタルブロックに分かれておりノイズの影響を受けないような構造になっております。
また、機能としてバランス接続時のみDSDネイティブ再生が可能となっております。
DSD?ネイティブ?となる方もいらっしゃると思いますのでご説明をしたい…ところなのですが、話すとなるとかなりの長文となってしまうので申し訳ありませんが今回は割愛させていただきます…
ザックリ言うとSACDの音もこのWALKMANで聴けちゃいますよ!な感じです。(ザックリ過ぎてすみません…またの機会にお話ししたいと思います)
肝心な音質ですが…
スゴクイイです。(雑)
それしか言えないくらいイイ音です。
こればかりはご自身の耳で体感していただくのが一番ですが、私の所感で述べます。
聴こえてくる音が霧状になった様で、耳全体が音のミストに包まれているような感覚になります。そのおかげか楽器の音が立体的に聴こえ、特にオーケストラの管楽器、弦楽器などの空気を振動させて鳴る楽器の音が段違いです。ヴァイオリンの弦を弓で鳴らした時の響き、チューバなどの空気が揺れるような臨場感、全部伝わってきます。
もちろんですがヘッドホンの種類によっても音が変わってきます。上記のような音を体感するにはMDR-Z1Rが一番でした。
もちろん他のヘッドホンでも良い音を聴くことはできますが、ヘッドホン側に限界が来ている感じがしました。そうなるとフラッグシップにはフラッグシップということになってしまうのでしょうか…Z1Rとの相性はとても良いと思います。
如何でしたでしょうか。
まだまだ良い音の要素は語り切れていませんが、少し気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。NW-WM1Z、MDR-Z1R共に展示しておりますので、これを読んで気になった方、お近くに住んでる方は当店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
ご視聴ありがとうございました。